今日の記事はリハーサル現場からお届けします。
先週、全てのシーンの振付が出来上がりました。
道具も揃い始め、いよいよ通し稽古ができる状況に向かっています。
ダンサーも自分のキャラクターについて考え、毎回のリハーサルで試しながら表現を固めていっています。
他の登場人物との関係性や、夢の世界に来た理由など細かい設定について、時には稽古時間を超えてひとりひとりと対話するのですが、キャラクターの話をしているのに、だんだん実在する人の相談を聞いているような不思議な気分になってきます。
一見、アニメから飛び出したような登場人物たちのリアルな心理描写が、この物語から目が離せなくなるみどころの1つになっていると思います。
これまであまり語られてこなかった、アプレンティスダンサー演じる”シスター”。シスターは、支配人ダイノジのもとで働く夢の世界のアンドロイドです。
ダイノジが効率良くガム風船を集めるために導入したロボットなのですが、シスターたちにも個性があり自らの意志でシスターという生き方を選んでいます。
意味合いとしては、「統率の取れているものが正しい」「感情の乱れがない方が良い」と思って過ごしている人物です。
私もたくさんの情報を取り込む日々の中で、シスターのような強い心が欲しいと思うことがあります。
メインキャスト達とは対照的な存在になっているので、どちらの生き方が幸せなのかというところも意見が分かれそうな、ゆれるポイントです。
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座長・風花
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